2023/12/20
おいしいを「現実」に
生産本部
人と機械のハイブリッド
生産本部は大きく調理と盛り付けの二部構成。年中無休で、多種多様な料理を生産しています。いずれも機械と手仕事のハイブリットで、細かなニーズへ柔軟に対応しながら、安定した量産を実現しています。
調理
調理の内容は、煮物、焚き物、炒め物、揚げ物、焼き物などさまざま。安定した味わいや色合いを実現できるように数値化・マニュアル化しています。
機械調理の基本は量産です。しかし機械に任せっぱなしというわけではなく、煮る・炒めるなどの工程で混ぜむらが出ないよう、人の目で確かめながら手作業で混ぜ合わせたりしています。
また食材のロス低減も大きな課題です。毎日大量の素材を使うため、少しのロスも累積するとかなりの量になります。効率化を進める中で廃棄ロスを減らすことで、資源を守る取り組みにつなげています。
こうした量産ならではの取り組みに注力していると、つい意識が「料理」から離れがちになりますが、ジャパンフレッシュでは「お客様が召し上がる」という意識づけを大切にしながら調理に取り組んでいます。
盛り付け
加工食品メーカーのように機械が自動で盛り付けるのとは違い、ジャパンフレッシュは人の手を加える工程を各所に設けています。これによってお客様の細かなニーズに、素早く柔軟に応えています。
手作業が多くラインが頻繁に組み替わるため、事前の準備とコミュニケーションはとても大切です。「このアイテムをこの順番で、人をこう配置して……」と計画をたて、実作業に入ってからもPDCAサイクルを回しながら改善を重ねます。
料理の盛り付けは、手際よくスピーディーに、それでいてバランス良く仕上げることが大切。店頭に並んだ際に商品として揃っていると、お客様は無意識のうちに安心感を憶えます。
見た目のクオリティーと作業の速度は相反する条件ですが、私たちは開発が用意した見本や写真とともに、盛り付け用の専用治具などを工夫することで、効率を高めています。