新しい「おいしくて安全」を
切り開く

今では当たり前の風景になりつつある、コンビニに並ぶパック入りのにぎり寿司。少し前までそこに並んでいたのは助六や押し寿司でした。また回転寿司や焼き肉店のデザートでは、近所のケーキ屋さんで買ってきたようなケーキが並んでいます。ここで活躍しているのが、弊社が展開しているフレッシュな技術です。

この技術によってにぎり寿司やケーキを、販売当日よりも前に計画的に購入できるようになりました。しかも弊社独自の工夫を凝らして、時間を感じさせない自然な仕上がりを実現しています。新しい売り方を可能にしただけではなく、食品の廃棄ロスの軽減や働き方の改善にも役立っています。
　

温度管理で細菌の活動を抑える
にぎり寿司や海鮮丼など、生ネタを使った料理に活用する技術です。食材が傷む原因の一つに細菌の活動があります。チルド技術は食材を10℃前後で管理することにより、その活動を抑えます。

素材から制菌処理を施す
ただこれだけでは不十分です。そもそも食材が清潔であり、作業をする間も清潔さを保たなくてはなりません。こうした制菌処理とセットにすることで、チルドの力を活かしています。

食品中の水分を膨張させない
こちらはケーキなどで活用している技術です。冷凍は長期保存の定番ですが、通常は食材の中の水分が膨張して、食材の細胞を破壊してしまい、食感や味わいが台無しになってしまいます。

-38度で一気に凍らせる
この問題を解決するのが、マイナス38度の冷凍環境。水が膨張する間もないほどの速さで一気に凍らせます。食べる前に冷蔵庫で解凍すれば、しっとりふわっとした状態がそのまま蘇ります。

食品の傷みを遅らせる空気
惣菜のサラダなどに、ご要望に応じて利用している技術です。酸素は生き物にとってなくてはならない気体ですが、鉄を錆びさせるように食べ物を酸化させて傷める原因にもなっています。

味も香りも色味もフレッシュに
ガス置換技術は、文字通り容器の中のガスを、低酸素の状態に置き換えることで、傷みの進行を防ぎます。これによって、味や香り、色味や栄養価など、できたての新鮮さを保つことができるのです。