営業開発本部

ジャパンフレッシュの営業は継続がメインで、三者三様の製品すべてを抱き合わせで売ります。今は、お客様が自社工場を構えてライバルにもなる時代。そういった環境の中で、協調しながら役に立つものをお薦めしています。
また、会社が求める利益を出すには、原価をかけて豪華にしたり、価格を下げて買いやすくしたりといった、相反する取り組みが必要です。そこに営業の難しさがあると同時に、おもしろさがあります。
工場設備の機能などの制約もあり、変えられない条件もある中で大切なのが「ひらめき」。少しのアレンジで成果を生みだせたときの達成感は、たまりません。

ジャパンフレッシュの強み製品である「寿司」には、製造も含めると何百人もの人間が関わっています。
種類が多く、毎週新しいものを作っていますが、寿司という領域で使える素材の組み合わせは限られています。変化を求めすぎると寿司の領域からはみ出してしまうため、このバランスが難しいところ。目新しさを求められることが多いですが、新しいから売れるという保証はありません。
しかも、予算の制限がある中で利益も出さなければいけません。そこが大変ですが、製品の完成度にこだわりながら、おいしくて安全なお寿司を開発し続けています。

「試作」といってもさまざまで、弁当は前日におかずを作り翌日に盛り付けできますが、サンドイッチは作り置きできないため、毎回ゼロからの試作。反対に、天津飯のアンだけ変えるための試作もあります。
みんなで試食をして互いの意見を出し合いますが、そこで大事なのは、先入観を持たないことと作った本人が納得していること。料理に対する想いを熱弁できるかが、採用に影響することもあるのです。
また、一度冷ましたものを温めて食べるため、作りたてを食べる一般家庭のレシピをそのまま使うことはできません。だからこそ、多角的な情報収集が欠かせず、調べたり学んだりすることが好きな人に向いています。

サンドイッチは野菜を多用するため、水分が出て味が抜けてしまいます。そこで経過時間を想定し、味の濃度や保水性をコントロールするといった工夫をしています。他の惣菜パンや弁当などの平面的な製品に対し、サンドイッチは挟んで切って、開いたときにどうなっているのか……といった立体的なところにおもしろさがあります。
常温パンは日持ちさせる工夫もさることならが、ディスカウントショップでは百円強という販売価格の目安があり「低コストでボリューム感があるもの」を実現する難しさがあります。でもOEM先での採用が1商品でも決まれば、大量生産・高収益につながるため、大きな手応えを感じることができます。

営業開発本部
営業開発一課
女性・３０代・勤続２年半・中途
・原価表作成
・サンプル作成
・試作
・商談

食を通じて人々の健康に寄り添いたい
前職は、社員食堂の管理栄養士でした。ジャパンフレッシュの経営理念である「『人々の健康と豊かな生活』に貢献できる企業」に惹かれて入社を決意。
食を通じて人々の健康を支えていける仕事をしたいという想いがあり、開発業務を通して自分で作った製品が人々の健康に寄り添えればいいなという気持ちで取り組んでいます。

安心して任せてもらえる知識と技術を磨きたい
売れると思った製品が、実際は売れなかったという経験があります。しかし、売れなかったから終わりということではなく、その原因を考えて次の製品開発につなげるようにしています。
現在の担当は、サンドイッチの開発。「サンドイッチなら、この人に任せておけば問題ない」と思ってもらえるような製品知識と技術を磨いていきたいです。

ジャパンフレッシュで働きたい人へ一言
老若男女問わず全世代の方が働いていて、年齢に関係なく、食べることが好き、作ることが好きという方は、この仕事に向いていると思います。
大変なときは周りが手伝ってくれますし、分からないことを質問しやすい環境もあり、最後までしっかりと教えてもらえるので、とても仕事しやすい環境です。
また、いずれ復職するつもりで、現在は産休・育休を取得しています。こうした制度を含む、福利厚生が充実しているのも魅力のひとつだと思います。

1日のスケジュール